余りにも青過ぎた、

彼も心配だけど、

初対面の時に

満面の笑みで

私と握手をしてくれた

うちの母とよく似ている

彼のおかあさんの事が

気がかりだ。

私の話をすると

おかあさん、

ぼろぼろ泣いてたな。

お父さんは

また来てくださいと

何時も笑いかけてくれた

うちの母も 彼とあわないの?

会いに行きなさいと

言ってくれた。

彼の母も

この頃 雨ちゃん 来ないけど

どうしたん?と、彼に

たずねてきて てきとうに

誤魔化したと言っていた…

とても、ありがたいし

申し訳無いけれど

ご両親に 申し訳無いからと言って

とっくの昔に

冷えきっていたものを無理矢理に

情けだけで結ぶとするのであれば

それは、

それは余りにも安易な

浅はかな選択では

ないか と私はおもう、

何処かに ごくごく

薄っすらなものだとしても

真剣な気持ちもあったからこそ、

別れを選択する事を

免れなかったのもあった。

感情的になっては話を聞かずに

ひたすら延々と執拗に責め立てる

彼とずっと居られる気がしないし、

散々言っておきながら

こちらが腹を立てれば

怒ってないよ と 上から目線なのも

どうしてそんな風にしか

ものを言えないのか

どうしてそんな風にしか

話を進められないのか

白だとしても、

あくまで黒だと

責め立てる始末。

どうして

言い過ぎたよと

反省をしたり 、

聴く耳を持とうとしたり

私を信用してくれなかったのか、

どうして、見下すような

偉そうな言い方しか出来ないのか、

いっしょにいる時間を

大切にしてくれなかった。

部屋に入るや否や会話もなく、

まるで 黙ってこれを見ていろとでも

言うかのように

強制的につけられた

映画と、ただただ彼が夢中に

なっていたゲームの世界

映画みるか みないかも

確認もなしに

その間の会話も一切ない。

わたしには理解が

出来なかった。

どうしてコミュニケーションを

とろうとしないの?

わたしは、いないような

態度ばかりをひたすらとられた。

なにもしなくていい

ただ、ふたりで布団の中に

いっしょに ねころがろうと

話しかけても 面倒な事のように

顔をしかめては取り憑かれた

ようにゲームをするか映画を見てばかり、

彼女だった私にさえ

硬く強固な鍵をかけていた

閉ざされたセカイ

わたしが背中を向けて

ひとり、寝たふりをして

涙を何度流したかも彼は

知らなかっただろう…

彼の私に対する

接し方を思い出せば

思い出すほど

泣いてしまいそうになる…

真剣に、お付き合いを

するには余りにも

余りにも

青過ぎた2人だった。

彼との未来なんて 、

みたくもないような

想像すらしたくないような

きもちだった。