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こんこんと

太母へタイルが続く

髪の一滴(ひとしずく)、

聖堂に振り向き

刹那に草臥れ

犬を抱いてる

苔むした診療所の跡地

きよらかな

約束

視認できぬ空の洞穴

反射だけで照り証す

うつろなむね

我等は、

愛に縋る

手を振り

観測を逃れ

愛へ

塩基配列

酒瓶を、投げ付ける

海岸で蟹の脳を思う

春だから、磯だもん

彼方の嬌声はイプセンのおまんこ

ガーリーなスカートははためき

くそみてえに、ひかる

素っぴんだね

赤く等速で遠ざかる

こころはうらはら

おそれる事は無い

みんな母からうまれ

母性に叛いておとなになる

洞穴からうまれ

洞穴へ、墓穴へ

帰る、

過程に多少イタズラをし

マシンガンをブッ放す

おれの肺はもう

馥郁たるsonataで

すっかり満席でも

未だに愛を問うている

千代に、八千代に

幸い在れ

枕木とつかず離れぬ電子は

君と出会ったら壊れてしまう現象

乃至、

吾妻舟

痛いほど、こけら香ろう

、砂を数えつつ

、愛を量っていた

背筋のとおってる

きみ