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海北友松展

京都国立博物館で開催中の「海北友松(かいほう ゆうしょう)展」を見てきました。

安土桃山時代から江戸時代に活躍した絵師です。

当時は狩野派全盛時代、その華やかさに比して、ちょっと地味な存在に見えます。

でも、彼の龍は絶品です。その迫力を見せつけられると、架空の「もの」をよくぞここまで描けるものと、ただただ感心するばかり。

博物館の方も展示するにあたって、蝋燭の灯だけで見たときの雰囲気を再現するためか、まるでお化け屋敷の照明ほどに部屋を思いっきり暗くしての展示です。

真っ黒の雲の中から不気味な風に乗って「ヌッ」と顔を出すような感じを受けながら見ていました。

これだけ刺激を受けたら、もうモノトーンにしたくて堪りません。

と言うことで、今日のカットは、展示されていた建仁寺さんが所蔵される龍がモチーフの切り絵です。

背景はベタ黒ではちょっと雰囲気が出ないので、グラデーションにしています。

本当は、渦巻く雲にしたかったのですが、イメージに合う手法が見つかりません。