ラローチャの誕生日、ケンプフの命日によせて

今日は日本と縁の深い二人の偉大なピアニストのご縁日です。

アリシア・デ・ラローチャの誕生日、ヴィルヘルム・ケンプフの命日です。

ケンプフは戦前から度々来日、ベートーヴェンソナタの全曲演奏会や、協奏曲の連続演奏会など、ドイツの古典音楽の真髄を日本と日本のピアニストに伝えました。バッハ、ベートーヴェンシューベルトシューマンブラームスがレパートリーの柱ですが、ショバンやリストも手がけています。ショバンは上記の先達からの影響を踏まえた堅固に構成されたもので、隠れた名盤です。

ラローチャは、手が小さいというハンデを研鑽の末に編み出した独自の運指で克服じ、アルベニスグラナドスなどスペインの音楽やラヴェルなどのフランス音楽、モーツァルトなどに水際立った名演を遺しました。同じように手の小さい日本のピアニスト、特に女性のピアニストの多くがラローチャに教えを乞い、技巧を身に付けて活躍しています。