三つの界層の三つの身体基本情報〜ホワイトマジック規定76

三界と、三界で機能する三体の顕著な特性を心に刻み込んでおくことは役に立つであろう。

物質界は、物質をまとって、物質を通して活発な経験を行う界層である。

それは外的顕現の界層であり、外的形態とその活動は内的人間の状態と進化段階によって決まる。

アストラル界は人間が次の三つの意識段階を経験する界層である。

感覚器官を通して形態の世界での意識を獲得し、知恵と知性を用いてそれらの形態に反応する能力を発達させること。

この意識を人間は動物の世界と分かち合っている。

もっとも人間には相互に関連づけ統合するマインドがあるため、いくつかの点で動物よりも遙かに優れているが。

感受性、つまり気分、情緒、感情、欲求、熱誠を意識すること。これらは人間の内において、自我意識の原理、つまり(難しい用語を好む)オカルティストがアハムカラの原理と呼ぶものに起因している。

これを人間は仲間の人と分かち合っている。

霊的な世界に対する霊的な認識力つまり霊的な感応力、そしてより高位の意識の感情様相。

これは魂に起因するものであり、メンタル性質が優勢になっていることが前提である。

それは人間を神秘家にする能力である。

この認識力を彼はすべての弟子たちと分かち合っており、それはアストラル界の経験で獲得した勝利の報酬である。

アリスベイリーの著作では、物質界アストラル界メンタル界およびそれらの界層に存在する身体に関する基本情報は、ほとんど述べられていません。

まだ、翻訳途上の最後に残った大作宇宙の火には、膨大に書かれている感じです。この作品はホワイトマジックの1作前に位置するもので、ここにアリスベイリーに先行するブラァツキーの神智学の情報がコンパクトにまとめて整理させている可能性があり、これを補わないと、スッキリと全容を理解できないようになっていると思われます。

そんな中で、ホワイトマジックには、ところどころ、そういった基本情報があまり整理させた語りではありませんが述べられています。

この規定7の解説全体が、アストラル界の概要を伝えるものになっていますが、今日ご紹介するところは、さらにその中のエッセンス的情報とも言えます。

アストラル界での意識の進化が、最初動物的な状態から、パーソナリティー的〜一般人の意識状態、そして魂との接触をある程度果たした弟子の段階における感情の状態の3段階に分けて記述されていますね。

次には、メンタル界における意識の進化のプロセスが、同様に3段階に分けて記述されていますが、アストラル界の3段階目が終わって、メンタル界の1段階目が始まる、とは考えないでください。

人間は目覚めているときには常に、肉体アストラル体メンタル体を併せもつ存在であり、その3体が同居し、協力ときには反発し合いながら、1人の人間の活動を生み出します。

アストラル界での3段階につけられたと、次のメンタル界での3段階につけられたの、同じ記号のものが進化過程の同時期に存在している、と考えて、照らし合わせながらお読みいただければ、と思います。

物質界は特にケース分けされておりませんが、それはアストラルメンタルがという3つのセットの反映した活動を物質界において経験する、ということでしょう。

しかし、その中で、アストラル界が主戦場になり、ァガァッドギーターにあるようにの過程で、戦いが非常に強まると言われています。

次はメンタル界である。

その界層においては知性の正しい活用がその顕著な達成である。これもまた、次の三つの段階によって特徴づけられている。

マインドが五感と脳を通して外界からの印象づけの受信機になる段階。

これは受動的な状態であり、思考原理の変異が外界からの刺激とアストラル界の反応を通して引き起こされる。

マインドが独自の活動を開始し、知性が支配的な要因になる段階。

先に述べたアストラル界の諸要因によっても活動へと促されるが、メンタル界の思考の流れにも反応し、このニつが接触した結果として著しく活動的になる。

この二つの活動から、第三の活動が結果として起こるのである。

そのとき、この二つの方法で獲得した情報に、論理の原理が働きかけ、それ自身の思考の流れを開始し、それ自身の想念形態を系統立て、同時に他の人の想念形態を感知するようにもなる。

魂が集中と瞑想を通してそのアイディアと印象づけを、光の中にしっかりと保たれたマインドに課すことに成功し、メンタル体が主観的な世界と霊的な世界から発せられる印象づけと接触に反応できるようになる段階。